法華宗お寺巡りサイクリング 18 (善隆寺、妙正寺)
2022年10月30日 日曜日 晴 7-19℃
天気は良いが、気温はやや低めで、冷たい北風が吹く。サイクリングの服装はやや厚着にする。
今日は、法華宗のお寺巡りとして、越前町(旧丹生郡朝日町)栃川にある善隆寺と、福井市南居町にある妙正寺を訪問する。
福井市から福井四ケ浦線(県道6号)で西方に走り、上天下町あたりで志津川にかかる小羽橋を渡って左折、県道253号線(清水麻生津線)を南下して越前町へ向かう。
島寺町、御油町、真栗町、甑谷町、在田町の集落を順次過ぎ、天宝で右折する。
ナビは山道を登る道に導くが、後で知ったのだが、参拝の順当な道は山道にのぼる手前で右折して、栃川の集落に入って行くのがよい。
次の写真は善隆寺の題目塔であるが、参拝後の戻り道で見つけた。
題目の文字は風化して全く読めない。かろうじて、善隆寺の寺号が読める。
山道を登らずに栃川の集落に入って行くと、お寺の参道階段と山門(鐘楼門)が見えてくる。
次は本堂の側から見た鐘楼門。
お寺の縁起等に関しては、文政5年(1822年)の火災の節に書類等が消失・不残のため不詳である。
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山の上に、お寺のすぐそばに熊野神社が建つ。神仏習合の時代に関係があったのかどうかは不明。
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次は、福井市南居町の妙正寺へ向かう。
県道32号線(清水美山線)で東方へ向かい、清水山橋を渡って日野川の反対側に行き、県道182号線に入って北上すると、妙正寺の題目塔が見えてきた。
県道から右手に外れて南居の集落に入って行くと、左手に題目塔が見えてくる。
山門の手前の右手には墓地がある。
山門をくぐって本堂へ。
妙正寺の縁起に関しては、明和6年(1769年)の火災で旧記を消失し不詳。
ただ、境内にある墓碑から、開基は承応2年(1653年)常照院日惠聖人であることが分かった。
境内には、欅と思われる切り株が残っている。その大きさからお寺の古い歴史を感じる。
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お寺の西側、県道182号線に面して大己貴(おおなむち)神社が建つ。
神仏習合の時代にはお寺と関係があったと思われる。
神社を離れ、県道を北上して帰路についた。
走行距離は38km。
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