日蓮宗お寺巡りサイクリング 16(南越前町B)
2022年10月26日 水曜日 快晴 6-19℃
素晴らしい秋晴れ。
今日は南越前町の次の三ヶ寺を訪問する。高照寺は法華宗のお寺である。
車にミニベロのダホン・ルートを載せ、北陸高速道路南条SAの道の駅「南えちぜん山海里」まで。ここからお寺巡りサイクリングの開始である。
305号線を南西の方へ10分ほど走り、上別所の集落に入って右手に折れると、高照寺の題目塔が見えてきた。
高照寺は、文明年間1480-1487年日遊上人の創建。
立派な山門をくぐるとすぐ本堂へ。
残念ながら本堂の戸には鍵がかかり、中に入って参拝することはできません。
本堂内には「三光堂」があり、三十番神が安置してあるらしい。
本堂は明治28年10月に再建されている。
境内にある高さ15メートル、胸高周囲4.5メートルの大欅二本の樹齢は推定500年といわれ、町でも屈指の古木である。
高照寺を後にして、305号線を戻って日野川沿いのサイクリングロードを南の方へ走り、湯尾の妙法寺へ向かう。
日野川沿いのサイクリングロードは快適。
サイクリングロードから右手にそれて、湯尾谷川沿いに走り、すぐに妙法寺に到着。
妙法寺は、天文元年(1532年)寶泉院日善上人が開基と伝えられる。
明治4年の大火により堂宇が類焼し、寺の記録什器等は焼失したため沿革は不明。
現在の本堂は、明治5年今庄禅宗陽林寺が廃寺となるに及び、堂宇を購入したものである。
妙法寺を離れ、日野川の反対側に渡り、南条の方へ戻る方向に走り、蓮華寺に向かう。
202号線を東の方に走って、途中にある杣山神社を参拝する。
阿久和の集落に入って、蓮華寺に到着。
蓮華寺は、天正2年(1574年)妙泰寺6世円珠院広春の隠居寺として創設された。
元禄年中に、妙泰寺13世九織院日琢が荒廃した堂宇を現在地に移して再興して、日琢の隠居寺とした。
元は大乗坊という真言宗の寺で、阿久和のほぼ中央神宮灯篭のあたりにあったのが改宗、現在地に移転されたと伝えられる。
本堂の戸には鍵がかかり、住職は常駐していない様子である。
本堂の左手に七面堂が建っている。
前回の訪問の時、境内を清掃されている檀家の方がおられ、少しだけお話を伺うことができた。
その時、檀家は全部で10数件で、しかも全て「島崎」という名字であるとお話しされたことが印象的だった。
お寺を後にして、南条SAの道の駅に戻り、昼食をとって帰路に着いた。
走行距離は20kmほど。
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