日蓮宗お寺巡りサイクリング 11(勝山市+国泰寺)
2022年6月10日 金曜日 晴 18-26℃
今日は勝山の日蓮宗のお寺へ。
勝山市にある日蓮宗の寺院は大蓮寺だけ。
自宅のある福井市から勝山市までのルートは、九頭竜川沿いのサイクリングロードで終着点の鳴鹿大堰まで行き、そこからは九頭竜川の北側を走る県道17号線などを利用。
五松橋を渡って、九頭竜川の北側(右岸)堤防へ。
河川公園ではマレットゴルフを楽しむ人がチラホラ見える... 平日のせいか、時間が早いせいか、いつもよりは少ないようだ。
鳴鹿大堰、サイクリングロードの終着点。
しばし大堰の見学をしよう...
鮎のための魚道。スコットランドでは、鮭の魚道を「サーモン・ラダー」といっていたな。
九頭竜川資料館。サイクリストはここでトイレを自由に利用できる。
サイクリングロードはここが終着。
この先は一般道を走る。交通費はそれほど多くないが、時々大型トラックが横を通り過ぎるから、要注意だ。
できるだけ自転車通行帯を走るのが良さそう。
17号線は「鮎街道」という愛称がついているんだ。
途中で「たんたん清水」を発見。本当に冷たくておいしい清水だ。
勝山市内に入って、大蓮寺に到着。
寛永元年(1624年)の創立。中興開山見隆院日然。開基壇越松平大和守直基。
中興とは、一度衰えていた寺院を復興させたということ。
壇越(だんおつ)とは、寺院や僧に布施をする信者のこと。檀那、檀家と同じ。
大和守直基が勝山の地に初封せられ、祖父大連院殿一忠休心大居士と母品量院殿妙受日覚禅尼の菩提のために当寺を建立。
34世一天院日勤の代に御影石造の宗祖像を勝山駅前の山の中腹に建立した。
お寺の向かいには、福井の銘酒「一本義」の製造元久保酒造の本店がある。
さて、日蓮宗のお寺巡りとしてはこれで終わり。
勝山には日蓮宗と親戚関係の法華宗の寺院はない。真言宗の寺院もないようだ。
市内をふらふら走って、一風変わったお寺を発見。
「圓福山国泰寺」という寺院。名称や建物の雰囲気から察するに、浄土真宗や真宗ではなさそう。
龍宮城を連想させられる。
この寺院は、平泉寺末南教坊の跡地に、1678年黄檗宗(おうばくしゅう)の僧が庵を築いたのが始まりと言われている。
本堂は下の写真。
1690年に国泰寺となり、勝山藩主小笠原家の菩提寺の一つになっている。
この寺院の近くには、「勝山の道」沿いに神明神社が建つ。
勝山駅の近くでは、恐竜君が観光客を迎えている。
ここあたりで、勝山市を離れて帰路につくことにする。
道の駅では、また「フクイラプトル君」が...
橋の名称にまで「きょうりゅう」がつきまとう。
走行距離は68.7km。バッテリーは70%近くを消耗、体力もかなり消耗した。
さすがに疲れた。
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