日蓮宗お寺巡りサイクリング 6 (越前市B)
2022年5月4日 水曜日 快晴 9-26度
今日は、越前市(武生市)の日蓮宗お寺を巡る予定。
越前市にある日蓮宗寺院は20ケ寺で、下の地図で見るようにかなり分散している。訪問計画を立てるにあたって便宜上AからDに4区分。
今日はB区にあるお寺を訪問する予定。この区域には地図の左から右に、聞法寺、妙稲寺、信行寺、泉久寺、一乗寺の5ヶ寺があり、この順で巡る。自転車はいつもの電動アシスト付きパナソニック・ハリヤを使用。
9:00発。今日は暑くなりそう。自宅のある福井市から鯖江市までは旧街道の北陸道を走る。
下の写真は中荒井に立つ石碑。
鯖江に入って浅水川にかかる鳥羽橋には「北国街道」という名称が...
北陸道と北国街道は異なるのかな...と考えながら走っていると神明に次の看板がある。なお、鯖江市では”歴史の道”という愛称がついている。
鯖江市街に入る。
誠照寺(じょうしょうじ)は真宗誠照寺派の本山で、鯖江市はこのお寺の門前町として栄えた町である。
鯖江市と旧称武生市との境いにある福井工業高等専門学校の前を通過。懐かしい...。
日野川にかかる白鬼女(しらきじょ)橋。なんとも由緒ありげな名称だ.... 確かに地元にはいろいろな伝説があるようだ。この橋は渡らずに堤防沿いに家久町に向かう。
やがて家久町にある聞法寺に到着。ここまで21km走行。ちょうど2時間かかった。
聞法寺の創建は乾元元年(1302年)。最初は真言宗のお寺だったが、日像菩薩の強化によって改宗。開山は日像菩薩。
ここから東の方へ、日野川を渡り、約20分ほど走って、妙稲寺に到着。
妙稲寺の創立は延徳年間(1488〜92年)。現本堂は昭和6年に再建されたもの。
次は国道8号線を横切って信行寺へ。5分ほどで到着。
本堂の前には田んぼが広がり、ユニークな敷地に建つ。
信行寺は、正保元年(1644年)に武家や農民等に法華経を説く道場として福井に建立されたが、廃藩置県により福井藩士が各地に離散したため、明治2年にこの高木町に移築され、創立以来連綿と法灯が継承されているとのこと。
次の泉久寺は信行寺のすぐそば。
泉久寺は、延久2年(1070年)の開山。初めは真言宗の寺院であったが、南北朝時代、妙文僧都の弟子となった瓜生保の弟源琳(常精院日進上人)が『日野川の戦い』で焼失した泉久寺を日蓮宗に改宗し復興させたとのこと。
いよいよ今日の最後の訪問寺一乗寺は、ここから南方の塚町に向かう。
日野山が見える田んぼの中を走る。
泉久寺から10分ほどで一乗寺に到着。
一乗寺に関しては、創建などに関する記録は残っていないようだ。
幸い本堂の戸は開いているので、拝観させていただこう。
帰路はナビで裏道優先にして田んぼの中の農道をあちこち、高速道路の脇などを走る。追い風だったので楽に走れた。
音楽堂近くのローソンではアイスを買って休憩。
14:09無事帰宅。走行距離49.1km。バッテリーはまだ60%残。
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