日蓮宗お寺巡りサイクリング 4(鯖江市)
2022年4月28日 木曜日 快晴 9-21度
9時半出発。今日は鯖江市にある日蓮宗のお寺をサイクリングでお参りする。自転車は電動アシスト付きのパナソニック・ハリヤ。
鯖江市にある日蓮宗のお寺は3ヶ寺、右上の妙真寺、左上の妙法寺、左下の一乗寺。この順で訪問する予定。
妙真寺は文殊山の南側麓の大正寺町にある。文殊山の北の方から県道208号線を利用するのが最短距離だが、トンネルがある。GoogleMapで見ると、トンネルはそんなに長くはないが、かなり暗いし自転車が走れるような歩道はない。走るのはよそう.....。
ということで、距離的には長くなるが、文殊山の南側から入ることにする。
旧国道8号線沿いの北陸道を利用。北陸道というと現代では高速道路の北陸自動車道のことを指すが、江戸時代の旧街道のことで北陸街道ともいう。道幅は狭いが、交通量は遥かに少ない。
道中、今市あたりに荒井一里塚跡が立つ。
福武線浅水駅でトイレ休憩。
ここから田んぼ道を走って行くと、左手に文殊山が見えてきた。
ナビで裏道優先を設定して、あちこち変なところを走らされたが、ようやく大正寺町の登山口の標識が見えた。そろそろお寺にも到着のはず。ここまで自宅から20キロぐらい走行。
堂宇としては民家風だが、間違いなくお寺である。戸には鍵がかけられ、住職は常駐していないようだ。
妙真寺は大正8年(1919年)の創立。
山号は「岩題目山」という興味深い名称なので調べたところ、永仁2年(1294年)に日蓮上人の孫の日像が能登加賀の巡錫を経て、文殊山の麓にある一丈九尺の岩石に題目を刻んだことに起因するとのこと。
その岩題目の写真をネットで見つけた。刻んであるという題目はよくわからないようだが...
境内の石像は日像上人。
お寺のそばには登山口が見える。
続いて鯖江市神明にある妙法寺に向かう。鯖江市はツツジの町。
妙真寺から約6キロほど走行。妙法寺は北陸街道(歴史の道)沿いに建つ。
妙法寺は、永仁2年(1294年)の創立。元は真言宗の寺で、南条郡神山村にあったものを日像の教化によって改宗し、元和6年(1620年)に日賢が現在地に移転し開基したとのこと。
総門は京都妙覚寺から移転したということだ。
歴史の道をさらに南下して、旭町にある一乗寺に向かう。
途中、歴史の道からそれてファミマでおにぎりとミンチカツで簡単に昼食。
4キロほど走行して、一乗寺に到着。
一条寺は文化3年(1806年)の創建。住職は10代にわたって尼僧が務めら、現在の11代が男性で初めて住職になった。
歴史の道を北上して帰路につく。
歴史の道の沿道にはお寺や神社がかなり多いが、八幡神社と泰澄神社だけ参拝する。
2時半帰宅。走行距離48キロ。バッテリ消耗率40%。
コメント